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ダイヤルアップ接続の構成

ACS 5000コンソール・サーバー用プラグインでは、アプライアンスへのバックアップ接続として、外部アナログ・モデムを経由したダイヤルアップ・アクセスを構成することができます。

ダイヤルアップ接続機能は、ACS 5000コンソール・サーバーを含む「ユニット表示」ウィンドウで、サイド・ナビゲーション・バーのアプライアンスの設定 → ダイヤルアップ ノードから構成します。このノードからは、「設定」および「外付けモデム」の2つのページが利用できます。

NOTE: ダイヤルアップを構成するには、ユニット設定の構成を実行する権限が必要です。この権限がない場合、現在の設定の参照のみが可能となります。

次の表では「ダイヤルアップの構成」画面にあるフィールドの概要を説明します。

NOTE: ダイヤルアップは、プライマリ・ネットワークを使ってアプライアンスにアクセスできる場合のみに構成できます。

 

Table 3: ダイヤルアップの構成
フィールド 制御のタイプ 説明
ダイヤルアップを有効にする チェックボックス モデムだけを参照します。有効にすると、DSView 3ソフトウェアはプライマリ・ネットワークが利用できない場合には外付けモデム接続を使用します。
モデム・タイプ オプション・ボタン サポートされているモデム・タイプは、外部アナログ・モデムのみです。
シリアル・モデム・ポート コンボ・ボックス 外付けモデムが接続されているアプライアンスのポート番号。
アプライアンスの電話の識別番号 読み取り専用文字列 このフィールドには、アプライアンスにダイヤルするときに必要な識別番号が表示されます。システム → DSViewサーバー → DSViewモデム・セッション の順に選択して設定します。
アプライアンスの電話番号 文字列 DSView 3ソフトウェアがアプライアンスにダイヤルするときに使用する電話番号を入力します。
PPPユーザー 文字列 モデム・ユーザーのユーザー名を入力します。
パスワードの変更 チェックボックス このフィールドにチェックを入れると、「PPPパスワード」フィールドにパスワードを入力できるようになります。チェックを外すとフィールドは無効になります。
PPPパスワードとPPPパスワードの確認 パスワード このパスワードを使用して、ダイヤルアップ・ユーザーの認証を行います。無効になっている場合、プラグインは以前に設定されたパスワードを使用します。
PPP認証プロトコル コンボ・ボックス 認証方法として、PAPとCHAPのいずれかを選択します。
PPPユーザー認証(PAM) コンボ・ボックス

これはPPPユーザー用に推奨される認証方法です。PPPユーザーはコンソール・サーバーのローカル・ユーザーとして作成されるため、ローカル 認証を選択することをお勧めします。別の認証方法を希望する場合、PPPユーザーは認証サーバーで作成する必要があります。また、たとえDSView 3ソフトウェアのダイヤラーとコンソール・サーバー間が接続されていない場合でも、認証サーバーにアクセスできる必要があります。

PPPローカルIPアドレス 表示のみ 最初の構成時には、これらのテキスト領域は空白なので、「PPP IPアドレスの設定」チェックボックスを選択して、PPPローカルIPアドレスを割り当てる必要があります。以前に構成したことがある場合、そのPPPローカルIPアドレスがここに表示されます。
PPPアプライアンスIPアドレス 表示のみ 最初の構成時には、これらのテキスト領域は空白なので、PPP IPアドレスの設定チェックボックスを選択して、PPPアプライアンスIPアドレスを割り当てる必要があります。以前に構成したことがある場合、そのPPPアプライアンスIPアドレスがここに表示されます。
PPP IPアドレスの設定 チェックボックス PPPローカルIPアドレスとPPPアプライアンスIPアドレスのフィールドが空白の場合や、新しいIPアドレスを割り当てる場合に、このチェックボックスを選択します。このチェックボックスを選択すると、自動またはアドレスの手動選択の2つのオプション・ボタンのいずれかを選択できます。
アドレスの選択:自動 オプション・ボタン このオプション・ボタンを選択すると、DSView 3ソフトウェアは、「システム - DSViewサーバー - DSViewモデム・セッション」のページで指定してあるアドレス範囲からPPP IPアドレスを割り当てます。
アドレスの選択:手動 オプション・ボタン PPPローカルIPアドレスとPPPアプライアンスIPアドレスをそれぞれのフィールドに手動で入力するには、このボタンを選択します。
外付けモデム(サブページ) プルダウン ボー、データ・ビット、フロー制御、パリティ、ストップ・ビット、およびDCDに対して適切な値を選択して、外付けモデムを使用してダイヤルイン接続ができるようにコンソール・サーバーを構成します。