TCPポートの構成
TCPポートの番号はデフォルト設定では7001(シリアル・ポート1用)から始まっており、この番号はコンソール・サーバーがサポートするシリアル・ポートの数まで漸増的に(1ずつ)増加します。例えば、コンソール・サーバーにシリアル・ポートが8つある場合、TCPポートの7001から7008までを使用します。これらのポートがシステム内で既に使用されている場合、デフォルト設定が重複しエラーが発生する可能性があります。この場合は、シリアル・ポート用のデフォルト設定のTCPベース・ポートを変更してください。
デフォルト設定のTCPベース・ポートを変更するには:
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1.
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ACS 5000コンソール・サーバーを含む「ユニット表示」ウィンドウで、サイド・ナビゲーション・バーのアプライアンスの設定 → ポート → TCPポート をクリックします。 |
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2.
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新しいベース・ポートを該当するフィールドに入力します。 |
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4.
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要フラッシュ をクリックして、変更内容をコンソール・サーバーのフラッシュ・メモリーに保存します。 |
コンソール・サーバーのTCPとUDPポートの用途
DSView 3ソフトウェア・プラグインとコンソール・サーバー間の通信は、Secure Shellプロトコル(SSH)で行われます。ポート使用情報については、以下の表を参照してください。
Table 12: コンソール・サーバー通信ポート
ポートID |
説明 |
TCP 3871 |
アボセントDS認証プロトコル(ADSAP2)。セッション認証に使用。 |
TCP 1078 |
アボセント・シリアル・ビューア・ポート(プロキシ・モード)。 |
TCP 4122(デフォルト) |
SSHサーバー・ポート。 |
TCP 4514(デフォルト) |
データ・ログ・サーバー・ポート |
UDP 3211 |
アボセント・インストール/検出プロトコル(AIDP)。IP構成に使用。 |
UDP 162 |
SNMPトラップ・ポート。コンソール・サーバー・ポートがSNMPトラップをDSView 3ソフトウェア・サーバーに送信するように構成されている場合に使用。 |